クルマの査定は、クルマの「年式」「走行距離」「カラー」「グレード」などが重要なチェックポイントとなります。
しかし、もう一つ忘れてならないのが、「クルマの綺麗さ」です。年式が経っていても、大切にしたクルマという印象が価格の判断に影響してきます。

お客様も中古車を購入するときは、キレイなクルマを選ぶことと思います。クルマを洗車しておくだけでも、査定時の印象は変わってきます。

内装やトランクなども掃除機などでキレイにしておけば、より好印象な査定になってきます。またタバコやペットの臭いなど、日頃から車内の臭気には気を配り、こまめなクリーニングを心がけることも大切です。

査定価格を高くするなら、洗車と掃除が大切です。

クルマの購入時に搭載されていた付属品類は、日頃から車内などにしっかり保管し、なくさないようにしましょう。特に「取扱説明書」「整備記録簿」「保証書」などは、クルマの評価にも影響していきます。

完全な状態だと「大切に乗っていた」という証明にもなります。高年式は特に重要です。お客様が、もし高額な中古車を購入するときに、すべて揃っている車両を選びますよね。購入後に取り付けた、社外品のマフラー、社外品のアルミホイールなど、取り外した純正部品をしっかり保管しておきましょう。

残念ながら、中古車市場では、"修復歴車"は、通常の車両と比較すると価格が下がってしまいます。

では、"修復歴車"とは、いったい？
修復歴車とは、事故で損傷を受けたクルマというわけではありません。鈑金やドアの交換程度では修復歴にはなりません。査定基準では、交通事故や災害などにより、"クルマの骨格等に欠陥が生じたもの"を修復歴車となります。

疑問を持たれた際は、ぜひプロの査定員に聞いてみてください。詳しく丁寧に説明させていただきます。

クルマの評価は、装備も重要です。クルマに装備されたCDなどのオーディオ関係、カーナビ、サンルーフ、レザーシートなどの装備は、査定のプラス材料になります。なかでも、カーナビは必須と言ってもよいでしょう。

また、クルマを査定してもらう前に、こうした各種装備・機器の動作を点検し、きちんと作動するかどうか確認しましょう。動かないと、直す費用を査定額から・・・なんてことも。

クルマも長年乗っていると、走行中に小石を跳ね上げて小さなキズができたり、洗車時に細かいキズがついたりします。軽微なキズは、コンパウンドで磨いて落しておいたり、自分で補修することができます。

ちょっとした手間をかけるだけで、クルマは見違えるようにキレイになるもの。逆に、大きなキズやへこみがある場合は、修理にお金と時間がかかってしまいます。直している間に、売るタイミングを逃してしまうこともあるので、店舗のスタッフに相談してみてください。

現在乗っている車の最新機種がモデルチェンジ・マイナーチェンジすると相場が著しく下がる可能性が大きくあります。
新型への乗り換えの需要が高まり、中古車市場へ多く車が供給され値下がりをおこします。そろそろ売ろうかなと思っているなら、ジェイボーイで乗り換えのご相談も承ります。

クルマの価格は、日々変動していきます。中古車市場も需要と供給のバランスで成り立っています。また、車種によって売れ筋のシーズンがあり、数週間で数十万円も価格が変わることも珍しくありません。

また、9月・1月・3月は需要が高まることから、売却するには、ねらい目の時期となります。もしクルマを売却するなら売却時期を意識して、需要の高い時期を狙っていくことも一つです。また、買替えを考えているお客様は、なるべく早めに愛車を査定してもらい、おおまかな価格だけでも把握しておきましょう。

売るタイミングや予算を立てて計画がスムーズになっていきます。但し、時期にとらわれすぎないように注意してください。

売ってもよい時期と、実際に売った時期が数か月もあると、その間に相場が変わってしまうことは、大きなリスクです。中古車は、少しでも新しい方が市場価格は高くなるのが基本。できるだけ高く売りたければ、早めの査定・売却を心がけましょう。